看護師ぺろ美の38歳からの不妊治療

38歳に不妊治療を始めて妊娠・出産そして現在育児に奮闘中!不妊治療・妊娠・育児などを看護師としての知識や自身の経験について語ったブログです。

妊娠してから急に便秘に!妊娠中の便秘の原因と解消法!

 

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こんにちは、ぺろ美です。

今日は妊娠するとなぜ便秘になるのか、原因と対策方法についてです。

ぺろ美は便秘とは無縁の生活をしていましたが、妊娠してから便秘に悩まされ、ここ最近やっと解消されてきました。

ぺろ美の便秘だったころの状況や改善した方法なども書いてあるので参考にしてみてください。

 

妊娠中の便秘の原因

①女性ホルモンによる影響

妊娠すると「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というホルモンが増えます。このホルモンは妊娠を継続させるために必要なホルモンなのですが、その反面、腸の働きを低下させてしまい、便秘になってしまいます。

②水分が足りていない

排便にはある程度の水分が必要です。しかし、つわりなどにより水分が摂れず、便秘になってしまいます。

③運動不足

腸は運動することによって活性化されます。しかし、つわり時期にはなかなか動けないものです。つわりが終わっても大事を取ってと思って、あまり動かないと腸の働きが低下し、便秘になってしまいます。

 

※妊娠後期には、腸が圧迫されて便が停滞して便秘になってしまうこともあります。

 

ぺろ美はもともとトイレが近いのであまり水分を取りません。仕事をしているときにはそこそこ動いていたのでそれでも便は問題なく出ていたのかもしれません。しかし、仕事を辞め、妊娠してつわりで動けず、つわりが終わってからも確かにあまり動いていなかったような気がします。

 

妊娠中の便秘は体重管理にも影響する

便秘が続くと体重は増えやすくなります。便が出ないことで単純に体重が増えていることもありますが、消化・吸収が悪くなることで皮下脂肪が付きやすくなってしまうのです。そして基礎代謝も落ちてきてさらに体重が増えていくという悪循環になっていきます。

妊娠中の体重管理のためにも便秘は解消していく必要があります。

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ぺろ美は便秘で1カ月に3kg以上増えました。そこから薬をもらって1kgほど減りましたが、気をつけないとあっという間に体重が増えてしまう感じになってます。やっぱり、以前に比べて体重が増えやすい体質に変わってるような気がします。

妊娠中の便秘の解消法

①適度な運動をする

運動をしないと腸の働きは低下してきてしまいます。妊娠中は激しい運動は無理ですが、適度な運動は便秘解消や予防、出産までの体力維持のためにも必要です。おすすめなのは、ウォーキングなどの軽い運動です。

体をひねったり、腹筋を伸ばしたりするなどのストレッチも便秘予防には良いですが、子宮の収縮につながる可能性もあるので、医師と相談の上行ってください。

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ぺろ美もつわり中は全く動けませんでした。そこから、なんとなくダラダラとしていたら便秘に・・・(/ω\)

ここ最近はウィンドウショッピングや歩いて30分程のTSUTAYAまでいってDVD借りたりと少し歩くようにしています。

②水分をしっかりとる

排便には水分が必要です。水分不足になると便が硬くなり便秘になります。1日1.5~2.0Lを目安に摂るようにしていきましょう。

むくみがあったり、腎臓の機能が低下している場合は、水分を摂ることによってますますむくみが悪化したり、腎臓に負担がかかったりするため、医師に相談しながら水分摂取量を決めてください。

③食生活を改善する

妊娠中の便秘を改善するためには、「食物繊維」「植物性乳酸菌」「オリゴ糖」を摂るのが大切です。積極的にこの3つを含む食材を取り入れて食事をしていきましょう。

④ストレスをためない

排便は自律神経と密接に関係しています。自律神経には交感神経と副交感神経があります。排便を司っているのが、副交感神経です。副交感神経が優位になることで排便が促されます。

しかし、過度なストレスがあると自律神経が乱れ、交感神経ばかりが優位になり、なかなか副交感神経が優位になってくれなくなってしまいます。

したがって、ストレスをあまり溜めないようにしましょう。また、湯船につかるなどして意識的にリラックスする時間をとって副交感神経を優位にさせていきましょう。

⑤排便習慣をつける

 便意がなくても朝決まった時間にトイレに行き、排便を試みることで徐々にその時間に便意を催し排便習慣がついてきます。

また、便意があったら我慢せずに便を出しましょう。我慢することで、便が腸内に停滞しさらに水分を吸収され硬くなってしまうとともに、排便習慣が乱れてしまう原因にもなります。

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ぺろ美は病院で薬をもらって1日おきに飲んで便を出してました。そしたら、ここ数日は時間帯は違えど一日一回排便が見られるようになってきました!

少し動くようにもしてきたこともあって、少しずつ排便習慣が戻ってきたようです。

⑥病院の先生に相談して薬を処方してもらう

便が出ない時には薬に頼るのもひとつです。便秘だとお腹が張って苦しかったり、腹痛が出たりします。すぐに流産の危険性はなかったとしても、赤ちゃんにとっても良いことでは決してありません。

運動や食事改善をしつつ、便が出ない時には薬をつかって排便コントロールをすることも大切です。

大抵は処方してもらえるかと思いますが、もし処方してもらえなかった場合は消化器内科に受診して妊婦だということを伝えて薬を処方してもらうか、もしくは市販のでも妊婦さんが飲めるものもあるので市販のものを購入して排便を促した方がいいでしょう。しかし、市販のものを購入する場合は流産を誘発してしまう成分の入ったものもあるので、必ず薬剤師さんに相談して購入してください。消化器内科を受診して処方してもらう際には、必ず妊婦だということを伝えましょう!

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ぺろ美は酸化マグネシウムというお薬を便秘時の屯用として処方してもらいました。これは、便を柔らかくするお薬です。

1回2錠まで飲んで良いですが、ぺろ美はなかなか出ないと思って2錠飲んだらお腹痛くなりました。効きすぎてしまったようです。ただそのあとは1錠ですぐに出てくれるので1錠ずつ飲んでます。

そして、最近は薬を飲まなくても便が出るようになってきました。

排便習慣をつけるためにまずはこうやってお薬を飲むのもひとつの手です。病院で処方されたお薬は妊婦でも飲めるお薬なので、安心して飲めます。

 

便秘は母子ともに良いことはありません。もちろん薬を使わずに食事や軽い運動で改善されるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、それでも便が出ない場合は薬を使って出しても良いのではないでしょうか。