看護師ぺろ美の38歳からの不妊治療

38歳に不妊治療を始めて妊娠・出産そして現在育児に奮闘中!不妊治療・妊娠・育児などを看護師としての知識や自身の経験について語ったブログです。

初めての不妊治療専門病院でチョコレート嚢胞の診断!

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こんにちは、ぺろ美です。

今日は2019年3月3日の記事のリライトになります。

はじめて不妊治療専門の病院に行き、先生から病名と当時の体の状況を言われたときの衝撃は今でも覚えています。

 

 不妊治療専門病院に受診!

平成31年1月12日、不妊治療専門病院に初めて受診しました。

私の住んでいる地域にはいろんなところに、不妊治療専門の病院はありました。

どこに行ったらいいか分からずググってみると、仕事をしている人は、やはり職場の近くの病院に行く方が多いようでした。


ただ私の場合、当時勤めていた職場まで電車を乗り継ぎ、40分程度!

主人は自分の行きたいところには積極的に電車など使ってでも行きますが、自分の興味がないこと、行きたくないところに行くとなった時は、頑としていかないか、もしくはものすごく不機嫌になります。

ただでさえ不機嫌になるのに、これで駅で足を踏まれたり、病院でかなり待たされたりしたら、その日は1日不機嫌で旦那の顔色をうかがって過ごすことになる。

そう思い、私は家から一番近い病院にしました。


少し緊張しながら、病院の中へ。
入り口には、「病院の特性からお子様を連れてのご来院はご遠慮ください」の文字。

待合室はきれいで、落ち着いた雰囲気でした。


中に入り、完全予約制のため、名前を伝え待つこと1時間。
ようやく呼ばれ、中へ。
まず、先生の問診。
以前、子宮内膜症と言われ、ディナゲストという子宮内膜症の薬を飲んでいたこと。などを伝え、内診室にて内診。

そこでボソッと言われたのが・・・

「チョコレート嚢胞があるな...卵の数もだいぶ減ってるな...」

ええええ・・・!?  まさか!!!

そして、診察室へ戻り、きちんと説明してもらいました。

左にチョコレート嚢胞があり、大きさは2.5㎝。
4.0㎝で手術適応になるとのこと。

チョコレート嚢胞の一番の治療法は妊娠させること。だそうです。

妊娠して、生理を止めることにより、それ以上子宮内膜を作られることを防ぐことができため、悪化を防ぐことができるそうです。

人によっては、子宮内膜症、チョコレート嚢胞の大きさが小さくなる方もいます。

妊娠を希望していない方であれば、ピルや私が飲んでいたディナゲストなどの薬と使用することで、生理を止めることで悪化を防げます。

しかし、妊娠を希望している人は、それでは妊娠できなくなるため、1日も早く妊娠させてしまうことが、治療につながるということです。

そこで、先生は卵の数も減ってるし、卵管も異常な子宮内膜にて閉塞している可能性がある。
そのため、いきなり体外受精をした方が良いと言われました。

 

通常、不妊治療はタイミング法➜人工授精➜体外受精とステップを踏んでいきます。

それが、いきなり最終手段ともいえる体外受精を勧められ、それだけ深刻な不妊になっていたことに初めて気づきました。


ただこのとき、お金の心配はありましたが、私はなぜか体外受精に前向きに考えられました。

自分が不妊ということに徐々にやってきた感情!

病院にいるときには、緊張していたせいか子宮内膜症が悪化していて、体外受精が必要なことにはショックでしたが、それ以上の感情はありませんでした。

しかし、家に帰って一人になると徐々に自分が体外受精が必要なくらいの不妊だったことの深刻さの実感が湧いてきて、

「もしかしたら子は諦めなければいけないかもしれない・・・。旦那ちゃんをパパにしてあげられないかもしれない・・・」

そう思ったら悲しくて、その日の受診結果を旦那ちゃんに伝えるのも涙をこらえて伝えることに必死でした。

 

みなさん、ぺろ美のように病気の進行がしないように定期的に受診して病気の経過を見ていくようにしましょう!